最初の1件が難しいのは、売るものが広すぎるから
『動画編集できます』『SNS運用できます』『ホームページを作れます』だけでは、依頼者は何が届くのか、いつ完成するのか、いくら追加費用がかかるのかを判断できません。実績がない初心者ほど、できることの多さではなく、依頼後の流れが想像できることが大切です。
最初の商品は『1つの困りごと×1つの納品物×修正1回×短い納期』で作ります。大きな仕事を安く請け負うのではなく、小さな範囲を丁寧に完成させます。
- 悪い例:SNS運用を何でも代行します
- 出品しやすい例:写真3枚からInstagram投稿文を3本作ります
- 悪い例:ホームページを制作します
- 出品しやすい例:既存ページの文章・画像を1か所更新します
- 悪い例:動画編集に対応します
- 出品しやすい例:30秒動画1本へカットと字幕を入れます
納品範囲を小さくすることで、依頼者も試しやすく、自分も作業時間を見積もりやすくなります。価格は作業時間、修正、手数料を含めて決めます。
ココナラとランサーズは、仕事の取り方が違う
ココナラでは、自分でサービス名、内容、価格、納期、画像を用意して出品し、購入や見積もり相談を待つ方法が中心です。公式ガイドでも、カテゴリとタイトル、サービス内容、価格、購入時のお願い、見本画像を登録して公開する流れが案内されています。
ランサーズでは、募集中の案件へ提案する方法と、自分の定番サービスをパッケージとして出品する方法があります。待つだけにせず、同じ見本を使って『1つ出品+条件の合う募集へ応募』を並行すると、最初の接点を増やせます。
- ココナラ:小さなサービスを1つ出品し、SNSや自分のサイトでも紹介する
- ランサーズ:プロフィールと作品例を整え、条件の合う募集へ個別に提案する
- ランサーズのパッケージ:自分で納品範囲と料金表を決め、購入を待つ
- どちらも:やり取り、支払い、納品は各サービスのルール内で行う
初心者が出品しやすい在宅副業5つ
次の5つは、自分のサイトやSNSを使って見本を先に作れる仕事です。AIは構成や下書きの補助に使い、完成品の内容、権利、読みやすさは自分で確認します。
最初から月額運用やサイト一式を受ける必要はありません。1枚、1本、3投稿、1か所、1記事のように、終わりが見える単位で出品します。
AI×画像・サムネイル制作
ブログ、YouTube、SNSで使う画像を1枚または3枚セットで制作します。自分の記事画像で練習でき、完成品をそのまま作品例にできます。
- AIに任せる
- 見出し案、短いコピー、配色、レイアウト、背景素材の案
- 人がする
- Canva等で仕上げ、文字、内容、商用利用条件、著作権を確認
『ブログのアイキャッチ画像を1枚作ります』『YouTubeサムネイルを1枚作ります』として、サイズ・修正回数・納期を固定して出品する。
画像3枚の作品例、配色とレイアウトのテンプレート。SNS・動画・HP制作の追加提案にも使える。
最初の一歩自分の記事用アイキャッチを3枚作り、一覧画像にまとめる。
AI×ショート動画編集
実践中依頼者から受け取った素材を、15〜60秒の動画1本へ整えます。まずはカットと字幕に範囲を絞り、撮影や運用代行を含めません。
- AIに任せる
- 文字起こし、字幕案、タイトル、不要箇所の候補
- 人がする
- カット、字幕修正、テンポ、音源・画像の権利、最終表示を確認
『30秒動画1本へカットと字幕を入れます』として、素材時間、完成尺、修正回数、納品形式を明記する。ランサーズでは同じ作品を添えて短尺編集案件へ応募する。
動画3本、字幕スタイル、編集手順。SNS運用や継続編集へ育てられる。
最初の一歩自分の30秒動画を3本作り、編集前後が分かる見本にする。
AI×SNS投稿文づくり
写真と基本情報を受け取り、InstagramやXの投稿文を3本作ります。投稿代行や分析まで含めず、最初は文章作成だけにします。
- AIに任せる
- 投稿テーマ、見出し、文章、行動を促す一文、投稿順
- 人がする
- 事実確認、店らしい言葉への修正、写真との整合、表現ルールの確認
『写真3枚からInstagram投稿文を3本作ります』として、対象SNS、文字量、ハッシュタグの有無、修正回数を固定して出品する。
業種別の投稿例、ヒアリング項目、投稿テンプレート。継続運用や動画制作へつながる。
最初の一歩農園や自分の活動を題材に、投稿文を3本作って見本にする。
AI×ホームページの小さな更新
既存ページの文章・画像・営業時間などを1か所更新します。新規サイト一式ではなく、変更箇所が明確な仕事から始めます。
- AIに任せる
- 文章案、変更手順、確認項目、コードの下書き
- 人がする
- 依頼内容、バックアップ、公開権限、パソコン・スマホ表示を確認
『ホームページの文章・画像を1か所更新します』として、対応環境、バックアップ、修正回数、対象外作業を明記。環境が不明な依頼は購入前相談にする。
更新事例、確認表、バックアップと公開手順。新規制作や保守契約へ広げられる。
最初の一歩自分のサイトを1か所直し、変更前後と確認項目を実績にする。
AI×文章のリライト・入稿
依頼者が用意した文章を読みやすく整え、必要ならブログへ入稿します。ゼロから専門記事を書くより、原稿あり・範囲固定の仕事にします。
- AIに任せる
- 見出し整理、重複、読みにくい箇所、表記ゆれの候補
- 人がする
- 意味を変えていないか、事実、固有名詞、引用、公開画面を確認
『1,000字までの原稿を読みやすく整えます』として、元原稿あり、事実調査なし、修正1回など条件を固定。入稿は対応できる環境だけ追加オプションにする。
修正前後の見本、文章チェック表、入稿手順。記事編集やサイト更新の継続案件へつながる。
最初の一歩自分の過去記事1本を整え、修正前後の一部を見本にする。
実績ゼロのプロフィールには、できることより証拠を置く
実績がない段階で『経験豊富です』と書く必要はありません。何を作るのか、使える時間、連絡できる時間、確認を大切にすることを書き、自主制作の見本を3点載せます。ランサーズも、プロフィールが充実しているほど受注率が高いという過去データを公式に案内しています。
農業、会社員、家事、趣味など、本業以外の経験も対象業種を理解する材料になります。『兼業農家のため、農業・直売所・小規模事業者の内容を理解しやすい』のように、依頼者にどう役立つかへ言い換えます。
- 肩書き:何を作る人かを1行で書く
- 対応内容:納品できるものを3つまで書く
- 作品例:自主制作でもよいので3点載せる
- 対応時間:返信と作業ができる時間帯を書く
- 仕事の姿勢:事実確認、納期、秘密保持について書く
- 未経験の案件を、経験済みのようには書かない
応募文は、相手の募集内容へ1文だけでも合わせる
定型文を大量に送るより、募集文を読んだ証拠が伝わる提案を少数送ります。『できます』だけでなく、納品物、期限、確認したいこと、関連する見本を短く書きます。
提案例:『募集内容を拝見し、30秒のInstagram動画1本について、カット・字幕・BGMまで対応できます。素材受領後3日を目安に初稿を提出します。近い構成の自主制作動画を添付します。完成尺と参考動画をご共有いただけますでしょうか。』
- 募集内容のどこに対応できるか
- 何を、いつまでに納品するか
- 似た作品例または自主制作の見本
- 着手前に確認したいことを1〜2点
- 追加作業がある場合は、契約前に範囲を相談すること
7日間で、出品1つと応募3件まで進める
最初の目標は、いきなり受注することではなく、購入できる状態のサービスを1つ公開し、条件の合う募集へ3件提案することです。結果がなくても、閲覧数、相談、返信の有無からタイトルや見本を直せます。
- 1日目:5つから1つ選び、納品物を1つに決める
- 2〜3日目:自主制作の見本を3点作る
- 4日目:プロフィールとサービス説明を書く
- 5日目:ココナラまたはランサーズで1サービス公開する
- 6〜7日目:条件が合う募集へ、個別の応募文で3件提案する
- 翌週:閲覧、相談、返信を確認し、タイトル・見本・条件を1つだけ直す
各サービスのルールと仮払いを確認し、仕事開始前の教材購入、保証金、別アプリへの強引な誘導には応じません。個人情報や未公開データをAIへ入力する場合は、依頼者の許可と利用規約も確認します。
確認に使った公式情報
制度や注意情報は変更される場合があります。申告や契約の前に、次の公式ページで最新情報をご確認ください。

